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コンビニのようなコーヒースタンドっていかがでしょうか?

なかなか興味深い記事でした。

blogos.com

オープン当初はメディアでも取り上げられ、雑誌にも多数掲載されておりましたので、「いまさらサードウェーブって何回目の波よ」と心のなかでぼやきつつもブルーボトルコーヒーには非常に興味がありました。

そもそもブルーボトルコーヒーとは、記事の文章を借りると

生産者に利益が回るフェアトレードの有機栽培豆を使用し、焙煎から48時間以内の新鮮な豆だけを使い、注文を受けてから1杯ずついれる手法をとる。

ことを特徴としたコーヒーショップです。

焙煎から48時間以内がいいのか、それ以降のもう少し味が落ち着いた状態がいいのかは議論が分かれるところですが、スペシャルティコーヒー(とは書かれていませんが?)を使い、新鮮な豆を丁寧に淹れてくれるということですね。

で、そのブルーボトルコーヒーが得意な戦略上、捨てたのが以下の4点

  1. 忙しいビジネスマンをターゲットから捨てた
  2. メニューの多様な選択肢を捨てた
  3. 店内のくつろぎの空間を捨てた
  4. 短時間でのコーヒー提供を捨てた

4点目を除くと、スターバックスとはほぼ真逆ですね。記事でもスターバックスとの差別化ということが指摘されています。

ただ、このあたりに違和感があるのは、一消費者としてはスターバックスに求めるものはそもそも違ってきているということです。スターバックスには申し訳ないのですが、おいしいコーヒーを求めてスターバックするに行くことはなくなりました。

スターバックスに求めているのは、甘くておいしいドリンク、そして心地よい接客と居心地のいい空間です。そういう意味ではブルーボトルコーヒーのようなショップが増えたとしてもスターバックスの存在意義というのはなかなかなくならないように思います。

ブルーボトルコーヒーが革新的なのはわかりましたし、ショップに行ける人がうらやましいというのが本音です。しかし、こういう方向性であれば、焙煎所から新鮮な豆(もちろんスペシャルティコーヒー)を調達するルートがある小さいコーヒースタンドが街のあちこちにあって、そこで豆を挽きエアロプレスで一杯ずつコーヒーを淹れてくれる(もちろんテイクアウト)、というほうが個人的にはうれしいですね。ちょっとコンビニぽいですが。