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キュレーションサービスを試す

コーヒー - 写真素材
(c) ヒマヒマ写真素材 PIXTA

情報収集がラクになる 話題のキュレーションサービスまとめという記事を読んで早速iPhoneアプリの提供がある以下の4つのキュレーションサービスを試してみました。

ちなみにキュレーションという言葉を聞くようになったのはここ1,2年のことだと思います。佐々木俊尚氏のキュレーション・ジャーナリズムとは何かという記事の下記の解説がわかりやすいですね。

キュレーションという言葉に、的確な日本語訳はない。私はこう定義している。「キュレーションは情報を収集し、選別し、意味づけを与えて、それをみんなと共有すること」。

日本語でキュレーションという言葉が使われる場面というと、博物館の学芸員(キュレーター)が唯一といってもいいかもしれない。展覧会を企画し、その企画テーマに沿った形で展示品を集め、順路に沿って展示品の並びを考え、そして多くの人に見てもらうように公開する。

それと同じように、インターネットのキュレーターは膨大な数の情報の海から、あらかじめ設定したテーマに従って情報を収集し、それらの情報を選別する。そして選別した「これを読め!」という情報に対してコメントを加えるなどして何らかの意味づけを行い、それをブログやTwitterSNSなどのサービスを使って多くの人に共有してもらう。

Summify

GoogleリーダーTwitterfacebookのアカウントを登録すると、登録した情報に基づいて分析を行い読者が興味を持ちそうな記事を選択してくれるというサービス。

選択してくれる記事の精度としてはまずまずといったところ。ただ、全面的に信頼できるかといえばそうでもないし、選択した5つの記事のうち3つが同じ内容ということもありました。クロネコヤマトの公式iPhoneアプリがリリースされたことが私にとってそれほど重要かと?

記事を読んだ次のアクションも単純にTwitterに投稿するか(コメントもできない)、InstapaperまたはRead It Laterに送るしかないのも物足りないですね。facebookにも投稿できるようですが、こちらは使っていないのでよくわかりません。

基本的にはiPhoneアプリで見ているのですが、メールでも送られてきてそれをブラウザで読むことも可能です。ただ、ここで気づいたのが登録したアカウントが表示されているということ。TwitterはいいとしてもGmailアドレスはちょっとな〜。このサービスの利用は一時中断することにしました。

Zite

Zite App
カテゴリ: ニュース
価格: 無料

Summifyと同じようなサービスです。iPadアプリでのレイアウトの美しさが評判のようです。

残念ながら日本語での提供はないんですね。冒頭の紹介記事では日本語となっていますが。

paper.li

Paper.li 1.0.5(無料)App
カテゴリ: ニュース
販売元: SmallRivers - Smallrivers SA(サイズ: 3.1 MB)
全てのバージョンの評価: (8件の評価)


こちらもsummifyと同じようなサービスです。登録するアカウントはTwitterだけのようですが、特定ユーザのタイムラインやRSS Feedも追加したりできるようです。新聞風というにはちょっと無理があるような気がしますけど、個人の新聞を発行しているという感覚です。

ONETOPI

ONETOPI App - おすすめ情報にコメントを付けて共有しよう App
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
価格: 無料

さまざまなジャンルのトピックについて、キュレーターと呼ばれる専任解説者が価値の高い情報のみを選んでコメント付きで紹介するキュレーションメディアです。スマートフォン向けリーダーアプリ「ONETOPI」で閲覧できます。

アイティメディア株式会社:会社情報:メディア紹介「ONETOPI」

上記の佐々木氏が参加しているだけあって、その定義に近いサービスのように思います。様々なカテゴリからキュレーターを選択し、その情報を得られるのはいいですね。

トピックの購読と同時にTwitterアカウントのフォローもすることができます。ただ、こうなると使うアプリはどうしてもTwitterクライアントになってしまいますね。ONETOPIのアプリはスクリーンショットが表示されるので、情報を一気に確認することができませんし、読んだあとのアクションもTwitterかメールしか選べません。

まとめ

キュレーションサービスを数日使ってみましたが、なかなかこれだというものはないですね。というのも、情報収集の偏りを軽減したいということが私の期待のひとつであるからです。前半3つのサービスでは自分が集めている情報からの絞り込みだけになります。 Twitterはまだまだ使いこなせていませんが、Googleリーダーは長年使っていて、RSS Feedもそれなりに絞りこめていますし、どれを読んでどれを読まないか捌くのもさっさと終わってしまいますので、絞り込みにはそれほど大きな魅力を感じません。

そういう意味ではONETOPIで様々なキュレーターをフォローしていけばいいのかもしれませんけど、結局タイムラインに流れてくるなかで自分の興味のあるものだけをチェックしていくことになるでしょう。そうならないように、興味のある分野ではないけれどもこれだけは読めと、これだけは読んでおけよと言ってくれるようなサービスが欲しいですね。現在のところでは、ONETOPI等でTwitterアカウントを大量にフォローし、paper.liで読むというのが一番いいのかも。

登録しているTwitterアカウントやGooleリーダー等から精度よく抽出した記事を7割、そのちょっと斜め上をいく記事を2割、全く関係ないけれどもこれだけは読んでおけという記事を1割、こんな感じで記事を送り込んでくれるキュレーションサービスはないものか。