『Web2.0的成功学』

ウェブの新潮流として喧伝される「Web2.0」。技術的な側面だけを見ても、その本質はあまりよく分からないものです。そこで本書では、人と人、物質と物質などの関係性に注目する「複雑系の科学」、人間や甲斐やウェブの構造などに共通点を見出す「最新ネットワーク理論」、不確実な状況下における人の行動を描き出す 「情報と不確実性の経済学」によって、Web2.0的な世界の本質に迫り、その複雑な世界で見落とされている「成功のための単純な見方」を導き出します。

上記の3つの理論を知らなかった僕にとってはいろいろと参考になりましたが、Web2.0との関係からいうとちょっと内容が薄かったかなと思います。ハウツー本やノウハウ本ではないとのことなのですが、Web2.0的成功学というからには「第5章 Web2.0的起業学」や「第6章 Web2.0的流行学」でもう少し踏み込んだ内容が書かれているのを期待していました。